2 in 1 PCとは
2 in 1 PCとはノートパソコンにもなり、タブレットにもなるパソコンのことです。
最近はタブレットが手軽で人気がありますが、「時にはガッチリ使いたい」という方には2 in 1 PCをおすすめします。本当に使い勝手良いので是非検討してみてください。
ちなみにここではWindows OSを搭載したモデルを紹介します。
2 in 1 PCの種類
2 in 1 PCには種類があります。それぞれ特徴があるので紹介します。
セパレート型
私個人は一番良いと思っているタイプです。液晶部分とキーボードの部分が切り離し可能なタイプで普段はノートPCとして、場合によってはタブレットとして使い分けることができます。
2 in 1 PCとしては一番使いやすいタイプと言えますが、その分価格は高めになっています。
コンバーチブル型
コンバーチブル型とは液晶部分を回転・スライドさせることによって、閉じたときに液晶部分が表を向き、タブレットとして利用可能なタイプです。
このタイプはタブレットよりもノートPC寄りなので、基本的にはノートPCとして使いという方におすすめです。
タブレット・カバー型
タブレットにカバー兼キーボードが付属しているタイプです。主にタブレットとして利用する方向けで、ノートPCしてガシガシ使いという方には使いにくいかもしれません。
2 in 1 PCのデメリット
2 in 1 PCのメリットはノートPCとしてもタブレットとして使えることですが、やはりデメリットもあります。
- 使い勝手
- サイズ
- 価格
使い勝手はお世辞にも良いとはいえません。どちらの使い方をしても専用のノートPCやタブレットには敵いません。両方ができるということは両方が中途半端とも言えます。
ノートPCに寄せればある程度の大きさが必要ですが、タブレットに寄せれば小さくてもOKということになり、12インチ程になっているタイプが多いようです。
したがってサイズの選択肢があまりありません。
どうしても割高になります。本来なら必要ないギミックや機能が必要になるから当然といえばそれまでですが…
使い勝手にしても、サイズにしても、重量にしても、価格にしてもノートPCとタブレットの魅力を打ち消し合っている部分があるのが2 in 1 PCのデメリットといえるでしょう。
2 in 1 PCの価格
2 in 1 PCの価格は先程も少し述べましたが、普通のノートPCやタブレットに比べて割高になっています。しかし、スペックにこだわらなければ3万円程度から買えますので決して高いわけではありません。売れ筋は50,000円までの比較的安いタイプで、セパレート型が若干人気が高いようです。
また、出張が多い方など仕事で使う場合にはレッツノートのXZシリーズなど20万円を超えるモデルが人気モデルとなっています。
simフリー2 in 1 タブレットPC
simフリーのスマホやタブレットは多いですが、simフリーの2 in 1 PCがあることはご存知でしょうか?ノートPCを持つと困るのがネット回線ですが、simフリーの2 in 1 PCなら格安でネットに接続できるのでおすすめです。
おすすめのsimフリー2 in 1 タブレットPC
simフリー2 in 1 タブレットPCは今後人気がでると思います。現在はまだそれほど種類は多くはありませんが、人気モデルを紹介します。
Surface
高解像度タッチスクリーンを備え、リモートワークも快適に行うことができます。
デザイン性にも優れているのでWindowsにPCにありがちな野暮ったさがないのも特徴的です。
価格が高めなのがネックですが、Microsoftの製品という安心感とOSとの親和性の高さも見逃せません。
いくつもタイプがあるので、適切なものを選びたいところです。
Lenovo YOGA Tablet 2
安いくせに高性能なことが特徴なのがYOGA Tabletで、特徴と言えるこの丸いグリップ構造のスタンドが使いやすさの一因だと思います。
ラインナップも充実しており、SIMフリー版もあります。
性能と価格のバランスが良い意味でおかしく、おすすめできる製品です。
Lenovo IdeaPad
LenovoのIdeaPadもおすすめの2 in 1 タブレットPCです。
ノートパソコン寄りになっており、スペックに種類があるため状況に合わせて柔軟に選べるというメリットがあります。
Microsoft Officeや最新のCPUを積んだモデルもあってビジネスでもプライベートでもガシガシ使えるのが特徴です。
デザインもシンプルで人を選ばないPCと言えます。
2 in 1 PCのおすすめ機種
先ほどおすすめした「YOGA Tablet2」もおすすめなのですが、simフリーにこだわらなければ他にもおすすめ2 in 1 PCはあります。
Microsoft Surface Book
まさに究極の一台と言えるスペックを持っています。ノートPCとして十分メイン機として使えます。
- 一番安い構成でも
- OS:Windows 10 Pro (64 ビット)
- 搭載 Office:Office Home & Business Premium プラス Office 365 サービス
- 記憶容量:128 GB
- ディスプレイ:13.5 インチ
- バッテリー駆動時間:動画再生最大約 12 時間
- プロセッサ:第6世代 Intel® Core™ i5
- メモリ:8GB
以上のようにメイン機として仕事などにもガシガシ使いという方にもピッタリの機種に仕上がっています。また、セパレート型でタブレットとしても利用でき、デザイン面も文句なしです。
Lenovo ideaPad Miix 510
ideaPadもセパレート型の2 in 1 PCなのですが、どちらかというと仕事などでガシガシ使うという感じではなく、タブレットメインという機種になります。
とはいえ、一番高い構成なら12.2インチのスクリーンにCPUはcore i5なのでスペックノートPCとしても申し分ありません。
その分価格は実売価格で120,000円を超えてしまいます。逆に一番安い構成なら50,000円を少し超える程度なので、タブレット寄りの使い方が正解の機種かなと思います。
ASUSの2 in 1 PC
いまやノートパソコンと言えばASUSですが、もちろん2 in 1 PCでもASUSは人気です。
その中での特に人気のモデルを紹介します。
ASUS TransBook T102HA
- OS:Windows 10 Home 64bit
- 画面サイズ:10.1インチ
- CPU:Atom x5-Z8350/1.44GHz
- 記憶容量:128GB
- メモリ:4GB
- バッテリー:駆動時間:12.6時間
- 重量:540 g
ASUSの魅力のひとつに、スペックと性能のバランスの良さがあると思うのですが、この製品がまさにそういう製品だと思います。持運びが苦にならない重さが気に入っています。
ASUS TransBook 3 T303UA
- OS:Windows 10 Home 64bit
- 画面サイズ:12.6インチ
- CPU:Core i5 6200U/2.3GHz
- 記憶容量:512GB
- メモリ:8GB
- バッテリー:駆動時間:5.02時間
- 重量:790 g
ボディは金属製でエッジが高級感を出しています。メイン機として使えるだけの性能を持っていて、付属キーボードは接地させて使う分にはタッチも良好です。
バックライトも付いており、ノートPCの様に開閉スリープも可能になっていて使い勝手も申し分ありません。